PS4の中古品を購入することには、予想外のリスクが潜んでいることが多く、特にネット接続やオンラインプレイを楽しみたい人にとって大きな影響を及ぼす場合があります。
中古PS4には、前の所有者による不正行為の影響で、本体がBANされてオンライン接続が制限されている可能性があり、この状態ではダウンロードコンテンツの利用やオンラインゲームのプレイができません。
また、PS4本体が過去に分解された形跡があると、動作不良や故障が発生しやすく、メーカー保証が無効になることもあります。
この記事では、PS4の中古品に関連する注意点やデメリットについて詳しく解説していきます。
PS4中古 やめたほうがいい？リスクと注意点
PS4の中古はやめたほうがいい理由
中古のPS4を購入する際には、注意が必要です。中古品には新品にないリスクがあり、特にPS4のような精密なゲーム機の場合、予期しないトラブルが発生することがあります。
PS4の中古を購入することで、見かけのコストは低くなるかもしれませんが、その分リスクも増えます。
PS4中古品の購入に際し、いくつかの理由から「やめたほうがいい」と言われることが多いので、ここではその理由について具体的に解説します。
まず、中古品のPS4には、動作に不具合がある可能性が考えられます。
中古品は以前の所有者がどのような使い方をしていたか不明なため、内部部品が消耗していることが多いです。
また、使用頻度が高かった場合や乱暴に扱われた場合、内部の部品が劣化している可能性があり、購入後すぐに故障してしまうケースも見られます。
PS4は内部構造が複雑で、放熱や部品の配置などが精密に設計されていますが、これが経年劣化によって影響を受けるため、新品と比べると性能が劣ってしまいます。
また、メーカー保証が適用されないこともデメリットです。
PS4の中古品には通常、購入元の短期保証がついていることもありますが、これは新品の長期保証と比べて保証期間が短いか、そもそも保証自体がない場合もあります。
長く使いたいと考えているなら、リスクの少ない新品の購入を検討するのが無難です。
本体がBANされていてネット接続できない可能性がある
中古PS4には、本体が「BAN（アカウント停止）」されているリスクがあります。
このBANは、前の所有者が違法なソフトウェアの使用や改造、禁止された行為を行った場合に発生し、PlayStation Network（PSN）にアクセスできなくなる措置です。
BANされたPS4本体では、自分のアカウントでログインしようとしてもPSNにアクセスできず、オンラインゲームやダウンロードコンテンツの利用が制限されるため、オンライン機能を活用したい人にとっては大きなデメリットとなります。
BANの問題は見た目や機能だけでは判別がつかず、実際にPSNへアクセスしようとしたときに初めて気づくことが多いため、予防が難しい点も厄介です。
また、BANされた理由はソニーのプラットフォームポリシー違反に起因することが多いため、ソニー側も本体の解除には応じないケースが一般的です。
オンライン機能が使えないだけでなく、デジタル版ゲームの購入や過去の購入履歴の引き継ぎもできないため、思わぬ制約を抱えることになります。
したがって、オンラインプレイやデジタルコンテンツを活用する予定がある場合、中古のPS4にはBANのリスクがつきものだと考えた方が良いでしょう。
新品であればこのようなリスクはなく、安心して使用できるため、中古品を選ぶ際は十分なリサーチが不可欠です。
本体が分解されている可能性がある
中古のPS4には、本体が過去に分解されている可能性もあります。
PS4は精密機器であり、内部には繊細な部品が多く含まれているため、素人や不適切な技術での分解は、機能の劣化や故障の原因となります。
例えば、ファンの掃除や基板の修理のために開けられていた場合でも、部品がしっかり元の位置に戻されていなかったり、内部ケーブルがしっかり接続されていなかったりするケースがあり、そうした問題が後に動作不良を引き起こすことがあります。
さらに、分解された形跡があるPS4は、メーカー保証が無効になる可能性もあります。
ソニーでは、ユーザーによる分解や改造が行われたPS4は保証対象外とされているため、購入後に不具合が見つかっても修理を依頼する際に費用がかかることがあります。
また、分解されたPS4は経年劣化のリスクも高く、パフォーマンスも新品に比べて劣るため、長期使用を見込む場合には避けた方が無難です。
このため、見た目や動作に問題がないように見える中古のPS4であっても、分解されているリスクは常に存在し、内部の整備状態が悪い場合は使用に支障をきたすこともあるため注意が必要です。
中古品はPSNアカウントが停止する可能性もある
PS4の中古品を購入する際、PSNアカウントが停止される可能性も考慮すべきです。
特に、前の所有者がPSN利用規約に違反していた場合、そのPS4を使うことで自分のアカウントにも悪影響を及ぼす恐れがあります。
例えば、違法なソフトウェアの使用や不正行為により、PSNが問題を認識した場合、そのPS4に関連するすべてのアカウントが対象となる可能性があり、新たにログインしたユーザーにも不利益をもたらすことがあります。
PSNアカウントが停止されると、ダウンロードコンテンツや過去の購入履歴が消えてしまうことに加え、オンラインプレイもできなくなるため、ゲーム機としての機能が大幅に制限されてしまいます。
アカウントの停止は、ソニー側でも解除が難しいことが多いため、このリスクを避けたい場合は、中古PS4の購入は慎重に行う必要があります。
中古PS4は価格が安いため一見お得に見えますが、アカウント停止のリスクを伴うことから、安心してゲームを楽しみたい場合には、新品の購入がより安全な選択肢となります。
フリマ購入は危ない？状態が悪く壊れやすい中古のPS4をダマして販売している可能性
中古PS4には、状態が悪く壊れやすいものが含まれている可能性があります。
中古品の市場には、しばしば「ジャンク品」や「未整備品」として売られるPS4もあり、一見すると見た目が良くても内部が劣化しているケースがあります。
中古販売店では一定の検査が行われる場合もありますが、完全に安全とは言えず、動作チェックが甘かったり、一部の機能が動作していない場合もあるのです。
また、見かけ上は問題がないように見えても、数週間後に動作不良を起こすこともあります。
これには、過去の落下や内部の故障が原因となることが多く、見た目だけで購入を決めるのはリスクが伴います。
また、故障の際には修理費用がかかるため、安いと思って購入したはずの中古品が結果的に高くつくこともあります。
中古のPS4を購入する際は、信頼できる販売店を選ぶとともに、動作確認や保証の有無を確認することが重要です。
PS4中古 やめたほうがいい？メリットとデメリットまとめ
中古PS4を購入するメリット
中古PS4を購入する最大のメリットは、新品に比べて価格が大幅に安いことです。特に「CUH-2200」などの最新モデルであっても、新品よりも割安で手に入れることができ、ゲーム機本体への初期投資を抑えることが可能です。
さらに、中古市場には限定モデルや特別デザインのPS4も数多く出回っているため、通常の新品では入手が難しいデザインのPS4を手に入れるチャンスが広がります。
また、PS4は豊富なゲームタイトルが揃っており、中古のゲームソフトと組み合わせれば、より経済的に多くのゲームを楽しむことができます。
特に、数年前に発売された人気タイトルなどは中古市場で安価に入手可能であり、ソフトと合わせてリーズナブルに遊びたい人には魅力的です。
さらに、PS4はブルーレイプレーヤーや動画配信サービスの利用にも対応しているため、ゲーム以外の用途としても役立ちます。
家庭で気軽に動画を楽しむためのエンターテインメントデバイスとしても使えるため、中古であっても十分に価値があるでしょう。
PS4を長期的に使い続ける予定がない人や、コストを抑えつつゲームを楽しみたい人には、中古PS4の購入はメリットが多い選択肢となるでしょう。
中古PS4を購入するデメリットと注意点
中古PS4を購入する際のデメリットとして、まず耐久性と故障リスクが挙げられます。前の所有者の使い方や取り扱い状態によっては、内部のパーツが劣化している可能性があり、購入後に動作不良や故障が発生することも少なくありません。特に、放熱が不十分だったり、ファンが劣化していると、長時間の使用で熱がこもりやすく、性能が低下するリスクが高まります。
PS4は精密機器であり、ちょっとした不具合が原因で動作が不安定になることもあるため、購入後の故障リスクは頭に入れておくべきです。
また、中古PS4にはメーカー保証がない場合が多いため、故障した際の修理費用は自己負担となります。
新品であれば通常1年間の保証がついていますが、中古品には保証がないか、短期間の保証のみがついている場合が多いため、購入後に予期せぬ出費が発生する可能性があります。
さらに、前の所有者がアカウント停止（BAN）に関わる不正行為をしていた場合、購入したPS4本体がソニーのPlayStation Network（PSN）に接続できないリスクもあります。
PSNに接続できないと、オンラインゲームやダウンロードコンテンツの利用が制限されるため、PS4の性能を十分に活用できなくなります。
このようなリスクを避けたい場合、信頼できる販売店での購入や、動作確認と保証がついた商品を選ぶことが重要です。
ps4 中古 おすすめ型番
PS4を中古で購入する際、特におすすめなのは「CUH-2200」シリーズです。
この型番はPS4の最新モデルにあたり、従来のPS4に比べて薄型・軽量化され、消費電力も低減されているため、使用時の音や熱も抑えられるのが特徴です。
CUH-2200は2018年に発売されたモデルで、最新機種であるPlayStation 4 Proよりも手頃な価格で入手しやすい点も魅力です。
また、よりハイスペックなゲーム体験を求めるなら「CUH-7000」シリーズもおすすめです。
このモデルは「PlayStation 4 Pro」の型番で、4K解像度に対応しており、通常のPS4よりも高画質でゲームを楽しむことができます。
特に大画面テレビや4Kディスプレイを持っている方には、Proモデルが適しているでしょう。
ただし、Proモデルは消費電力が高いため、ファンの音が気になることもあります。静音性を重視する場合はCUH-2200が無難な選択です。
一方、PS4の初期型である「CUH-1000」や「CUH-1100」シリーズは、経年劣化の影響を受けやすく、消費電力も高いため、中古購入を避けた方が良いでしょう。
型番の確認は、本体背面や商品説明欄に記載されていますので、購入前にしっかりと確認することをおすすめします。
中古PS4の口コミ・感想レビュー
中古PS4に関する口コミでは、「安く手に入れられて満足」という意見が多く見られる一方で、「購入後にすぐ故障してしまった」「本体のファンがうるさい」といった不満も少なくありません。実際、購入した中古PS4が問題なく使えた人にとっては、コストパフォーマンスの面で非常に満足度が高い商品となります。
しかし、逆にトラブルに見舞われた場合は修理費用がかさみ、最終的に新品を購入した方が安かったと後悔するケースもあるようです。
また、「中古でも動作に問題がなく、快適に使えている」というレビューも多く、信頼できる販売店やしっかりと整備された中古PS4を選べば、快適に使用できる可能性が高いと感じる人が多いようです。
ただし、「届いた商品が思ったよりも傷だらけだった」「付属品が揃っていなかった」というトラブルも報告されているため、購入前に販売元の評価や商品詳細を確認することが重要です。
総じて、中古PS4を購入する際の口コミは賛否が分かれる傾向にあります。
リスクを抑えるためには、動作保証がある店舗や、返品・交換対応が充実している販売店での購入が安心です。
信頼性の高いショップからの購入で、より満足度の高い中古PS4が手に入るでしょう。
PS4の中古はやめたほうがいいか迷っている人によくある質問
PS4の中古品を購入するか迷っている人によくある質問として、「中古PS4の寿命はどのくらいか？」という点が挙げられます。
一般的に、PS4の寿命は新品購入で5〜7年と言われており、中古品の場合はこれよりも短くなる可能性があります。
使用環境や前の所有者の使い方によっても大きく変わるため、状態の良い中古品を選ぶことが長く使用するポイントです。
また、「中古PS4でもメーカー保証を受けられるのか？」という質問も多いです。
中古品の場合、メーカー保証が適用されないことがほとんどです。
そのため、修理費用がかかるリスクを考慮し、保証がついている中古品を選ぶか、購入元での短期保証を確認するのが良いでしょう。
さらに、「中古のPS4はどこで買うのが安全か？」もよく聞かれる質問です。
中古品を購入する際は、信頼性の高い専門店や動作保証がある店舗が推奨されます。
たとえば、ゲオやブックオフ、駿河屋といった中古販売大手では、商品状態のランクや保証が明示されているため、安心して購入できる傾向にあります。
まとめ：PS4中古 やめたほうがいい？購入前に知るべきリスク
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